讃岐の爺ちゃん

サポーター歴8年目の爺ちゃんが讃岐の応援観戦記を発信します!

一陽来復

 今日は米寿の母親と『一陽来復』という映画をイオン宇多津に観に行って来ましたが、
本当ならば、明日が母の日ですが私の都合もあり、いつもは週一回デイサービスに行っていて、殆ど、家で過ごしている母親で二人と映画を観に行くことは、たぶん、私が小学生以来で約50年ぶりだと思います。(映画の後は昼食を食べて、母親の要望で近くの公園でバラを観てきました)


 映画の内容は、東日本大震災に遭われた方々の、震災後の生活を役者が演じるのではなく、被災された方々の震災から今までの姿を映像化した映画です。(本来は3時間の映像でしたが、監督としては全部の映像を流したかったのですが、映画化する為に苦渋の選択で80分に短縮した映画です)


 私達は7年前の3月11日は他人事かも知れませんが、震災に遭われた方々にとっては
今でも忘れることの出来ないことで、家族や親類を亡くされた方、いまだに仮設住宅に住んでおられる方、そして、風評被害で困っておられる方等がいることを忘れているような気がします。(今日も長野で震度5の地震があり、また、30年内に東南海・南海地震の発生の可能性が高いと言われています)


 映画を紹介してくれたのは、被災後、毎年、香川県から東北へ被災者ボランティアに行っておられる方で、最初は、テレビ等で観ている映像は津波で家等が海に流されるシーンばかりでしたので暗い映画かと最初は思っていましたが、一切、津波等のシーンはなく被災された方々が、現在、どのように頑張って生きておられるかという内容で、自分の今後の人生を過ごすか考えさせてくれる映画でした。


 私は『一陽来復』という言葉は、生まれて初めて聞いた言葉ですが、もともとは、「冬至」を表す昜の言葉で、陰から陽に転じるということから、冬の後には春が来る、悪いことが続いたあとには良い方向に向かうと言う意味で東北復興を願い、被災した皆様へ贈る言葉として、本来のタイトルにしたそうです。(なお、同映画は、今日12日(土)~17日(木)までイオン宇多津で観られます。)


 私の今の趣味は、カマタマーレ讃岐を一生懸命応援することと、高松ボランティア協会のお手伝いをすることですが、皆さんはそれぞれ自分の仕事や趣味で生き甲斐を見つけて大切な毎日を楽しく過ごされたらと思います。 


 私は、明日の予定は12時~15時まで畑でライブin八十場に友達と行って、16時からはDAZNで讃岐戦を家内と一緒に応援します。


 『讃岐ノ力 共闘』